「人手不足で、日々の清掃業務がパンク寸前…」「ベテランの高齢化が進み、若い人材もなかなか定着しない…」 ビルメンテナンス業界の皆さま、このようなお悩みを抱えていませんか?

労働集約型のこの業界では、人手不足・高齢化・作業の属人化といった課題が山積み、
加えて、定着率の低さや若手人材の確保の難しさも深刻な問題ではないでしょうか。

今回は、ビルメンテナンス業の方にぜひ知っていただきたい「業務改善助成金」についてご紹介します。
「人手が足りない」「賃上げしたいけど原資がない」「業務効率化したいけど投資余力がない」など…お悩みをお持ちの経営者様は、ぜひ最後までお読みください。

「業務改善助成金」https://sr-sanae.o0o0.jp/ は、

中小企業が生産性向上のための設備投資などを行い、従業員の賃金を引き上げる際に、その費用の一部を国が補助してくれる制度です。

特にビルメンテナンス業では、高性能な業務用清掃機材(例:カーペット洗浄機、高圧洗浄機)の導入、清掃管理ソフト・アプリの導入、などが対象になりやすく、活用しやすい助成金のひとつです。

上手に活用すれば、最大600万円の助成を受けながら、御社の課題を解決し、経営を安定させることができます。
この助成金を活用することで、設備投資やシステム導入の負担を軽減しながら、生産性向上を図ることができます。

どんなものに使えるのか、具体例を挙げます

ビルメンテナンス業が対象になりやすい取り組み例、以下のような取り組みが、実際に助成対象となる可能性があります。

ビルメンテナンス業で業務改善助成金を活用できる具体的な例をいくつかご紹介します。

清掃機器の導入
◦送風機(大型乾燥機):清掃後の床やカーペットの乾燥時間を大幅短縮し、次の作業へスムーズに移行。短時間での作業完了が求められる現場で大活躍。

◦自動床ポリッシャー:フロアの日常清掃を自動化し、高品質に仕上げ、作業員の身体的負担も軽減。大幅な時間短縮と人件費削減を実現

◦冷水高圧洗浄機:外壁や駐車場の頑固な汚れを強力除去。手作業では難しい場所も効率的に清掃。

◦業務用掃除機:、清掃品質と空気環境を向上。清掃時間短縮やゴミ捨ての手間を軽減。

コンサルティングの活用:
◦経営コンサルタントによる業務フローの見直し、生産性向上に向けたアドバイス。
◦労働安全衛生コンサルタントによる現場の安全管理体制強化。
◎要件を満たせば、軽貨物自動車・乗用車・PCなどにも活用できます。車買えるって結構すごいと思いませんか?

これらの投資によって、現場の生産性向上はもちろんのこと、従業員の身体的負担の軽減、安全性の向上、そして何よりも「この会社で働き続けたい」と思える魅力的な職場づくりに繋がります。

これらの投資を行ったうえで、一定額以上の賃金引き上げをすれば、経費の3/4〜4/5 最大600万円が助成されます。

☆今年も最低賃金はあがると言われています。最低賃金が発表されてから、準備をして助成金申請をすると予算切れの可能性もございます。
実際に昨年度は予算切れになりました。早めに申請しませんか。

厚労省のリーフレットはこちらです。
令和7年度業務改善助成金のご案内 https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001471309.pdf

次回は別の介護業での事例をお伝えします。