「腰が痛いと言って退職してしまった…」
「夜勤明けの職員が疲れ切っていて心配…」
「ICT導入で業務をラクにしたいけど費用が不安」介護業界の皆さま、このようなお悩みを抱えていませんか?
慢性的な人材不足と高い離職率、身体的・精神的な職員負担は、多くの介護事業所に共通する深刻な問題ではないでしょうか。
今回は、介護業の方にぜひ知っていただきたい「業務改善助成金」についてご紹介します。
「人手が足りない」「賃上げしたいけど原資がない」「業務効率化したいけど投資余力がない」など…お悩みをお持ちの経営者様は、ぜひ最後までお読みください。
「業務改善助成金」https://sr-sanae.o0o0.jp/ は、
中小企業が生産性向上のための設備投資などを行い、従業員の賃金を引き上げる際に、その費用の一部を国が補助してくれる制度です。
特に介護業では、高性能な介護機器(例:電動介護リフト、衣類乾燥機)の導入、介護記録のタブレット入力システム、などが対象になりやすく、活用しやすい助成金のひとつです。
上手に活用すれば、最大600万円の助成を受けながら、御社の課題を解決し、経営を安定させることができます。
この助成金を活用することで、設備投資やシステム導入の負担を軽減しながら、生産性向上を図ることができます。
どんなものに使えるのか、具体例を挙げます
介護業が対象になりやすい取り組み例、以下のような取り組みが、実際に助成対象となる可能性があります。
◦衣類乾燥機: 洗濯物の乾燥時間を大幅に短縮。悪天候時でも洗濯業務が滞らず、職員の手間を軽減。人手が足りない時間帯でも安定運用が可能。
◦ロボット掃除機: 日常の床清掃を自動化することで、職員が他の介護業務に集中できる。掃除の時間削減・清掃品質の維持にも効果的。
◦電動介護リフト: 2人介助が1人で可能になることもあり、業務効率が向上。
◦介護記録ソフト:記録業務を紙からデジタルに移行することで、記録・検索・共有作業が効率化される。情報の抜け漏れや転記ミスを防ぎやすくなり、確認作業の時間短縮が可能。
コンサルティングの活用:
◦経営コンサルタントによる業務フローの見直し、生産性向上に向けたアドバイス。
◦労働安全衛生コンサルタントによる現場の安全管理体制強化。
◎要件を満たせば、軽貨物自動車・乗用車・PCなどにも活用できます。車買えるって結構すごいと思いませんか?
これらの投資によって、現場の生産性向上はもちろんのこと、従業員の身体的負担の軽減、安全性の向上、そして何よりも「この会社で働き続けたい」と思える魅力的な職場づくりに繋がります。
これらの投資を行ったうえで、一定額以上の賃金引き上げをすれば、経費の3/4〜4/5 最大600万円が助成されます。
☆今年も最低賃金はあがると言われています。最低賃金が発表されてから、準備をして助成金申請をすると予算切れの可能性もございます。
実際に昨年度は予算切れになりました。早めに申請しませんか。
厚労省のリーフレットはこちらです。
令和7年度業務改善助成金のご案内 https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001471309.pdf
次回は、良くいただく質問に回答します。