「人手不足で仕事が回らない…」「従業員の定着率が低い」「新しい機械を入れたいけど予算が…」「資材費が高騰して利益が圧迫されている…」「賃上げの余裕がない」
建設業者の皆さま、このようなお悩みはありませんか?
今回は、建設業者の方にぜひ知っていただきたい「業務改善助成金」についてご紹介します。
「人手が足りない」「賃上げしたいけど原資がない」「業務効率化したいけど投資余力がない」など…お悩みをお持ちの経営者様は、ぜひ最後までお読みください。
「業務改善助成金」https://sr-sanae.o0o0.jp/ は、
中小企業が生産性向上のための設備投資などを行い、従業員の賃金を引き上げる際に、その費用の一部を国が補助してくれる制度です。
特に建設業では、作業日報のクラウド化、施工管理システムの導入、クレーンなどが対象になりやすく、活用しやすい助成金のひとつです。
上手に活用すれば、最大600万円の助成を受けながら、お店の課題を解決し、経営を安定させることができます。
この助成金を活用することで、設備投資やシステム導入の負担を軽減しながら、生産性向上を図ることができます。
どんなものに使えるのか、具体例を挙げます
建設業が対象になりやすい取り組み例、以下のような取り組みが、実際に助成対象となる可能性があります。
- 建設業での活用例
建設業で業務改善助成金を活用できる具体的な例をいくつかご紹介します。
- ITツールの導入:
- CAD/BIMソフトウェアの導入: 設計・積算・施工管理の効率化、情報共有の円滑化。
- 施工管理システムの導入: 工程管理、進捗管理、写真管理、図面管理の一元化による業務効率アップ。
- 勤怠管理システムの導入: 労働時間の適正把握、残業時間の削減、給与計算の効率化。
- ドローンを活用した測量システム: 測量作業の効率化と安全性の向上。
- 重機・機械の導入:
- 小型建設機械の導入: 狭小地での作業効率向上、省力化。
- 高所作業車の導入: 安全かつ効率的な高所作業の実現。
- 電動工具の導入: 作業負担の軽減、生産性の向上。
- コンサルティングの活用:
- 経営コンサルタントによる業務フローの見直し、生産性向上に向けたアドバイス。
- 労働安全衛生コンサルタントによる現場の安全管理体制強化。
要件を満たせば、軽貨物自動車・乗用車・PCなどにも活用できます。車買えるって結構すごいと思いませんか?
これらの投資によって、現場の生産性向上はもちろんのこと、従業員の身体的負担の軽減、安全性の向上、そして何よりも「この会社で働き続けたい」と思える魅力的な職場づくりに繋がります。
これらの投資を行ったうえで、一定額以上の賃金引き上げをすれば、経費の3/4〜4/5 最大600万円が助成されます。
☆今年も最低賃金はあがると言われています。最低賃金が発表されてから、準備をして助成金申請をすると予算切れの可能性もございます。
実際に昨年度は予算切れになりました。早めに申請しませんか。
厚労省のリーフレットはこちらです。
令和7年度業務改善助成金のご案内 https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001471309.pdf
次回は別のビルメンテナンス業での事例をお伝えします。